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△ [22p-B104-10] TADF 分子を増感剤に用いた狭半値幅緑色有機 EL の高効率・長寿命化
キーワード:有機EL、狭半値幅蛍光材料、長寿命
省エネルギー型の高精細ディスプレイの実現のために高い色純度で高効率・長寿命な有機 EL が求められている。熱活性化遅延蛍光(TADF)有機 EL は、高効率・長寿命化が進みつつあるが、発光スペクトルの半値全幅(FWHM)が広く、色純度が低い問題がある。当研究室では、これまでに緑色 TADF 材料 4CzIPN を用いた素子の高効率・長寿命化に成功している。本研究では、これまでの研究をもとに、緑色 TADF 材料 4CzIPN を増感剤として用い、ボロンジピロメテン誘導体 (BODIPY)へのエネルギー移動を利用して、高い色純度と高効率・長寿命を実現する緑色有機 EL の開発を試みた。