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[22p-B203-1] 加熱・電子線照射処理を施したカーボンナノチューブ・ファイバーの構造評価
キーワード:カーボンナノチューブ、電子線照射
本研究では、電子線照射と加熱処理を組み合わせることで、バルクスケールなCNTファイバー中で構造変化を引き起こし高強度化に繋げることを目指した。電子線照射処理したCNTファイバーをラマン分光測定したところ、Pristineと比較し大きなスペクトルの変化は見られなかった。一方、アルゴン雰囲気、1400℃で加熱処理したサンプルは、一次元炭素鎖(LCC)に由来する新たなピークの出現が確認された。