[22p-B203-1~21] 17.1 カーボンナノチューブ，他のナノカーボン材料

[22p-B203-15] Nドープカーボンナノチューブ膜の熱電特性経年劣化に関する研究

〇鈴木 大地¹、野々口 斐之²、島本 一正³、寺崎 正¹ (1.産総研SSRC、2.京都工繊大、3.産総研NMRI)

キーワード：カーボンナノチューブ、光熱電素子、化学ドーピング

カーボンナノチューブ（CNT）膜に対するNドーパントとしてクラウンエーテル錯体を使用し、各種条件を変えた際のCNT膜熱電特性の変化を計測することで、Nドーパントの劣化機構を解明した。加えて、有機高分子膜であるパリレンでデバイスのコーティングを実施。その結果、１年以上大気雰囲気で保管しても熱電特性が全く変化しない年単位での長期安定化を達成することができた。