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[22p-C102-8] 懸架膜型素子を利用した金ナノギャップ電極間の熱輸送の近接場効果の計測
キーワード:近接場効果、熱輸送、ナノギャップ
ナノスケールの空間を挟んだ物体間において、単純な電磁波による輻射では説明できない大きな熱伝導度が観測され、近接場効果として注目されている。この現象の研究は理論・実験ともに初期段階にあり、特に実験結果の信頼性向上が必要である。我々は、ナノワイヤの精密な熱物性計測に用いられる懸架膜型素子に独自の駆動機構を組み込み、金ナノギャップ電極の間隔を制御して、ナノ空間の熱伝導における近接場効果の測定を試みた。