2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.2 評価・基礎物性

[22p-C106-1~16] 12.2 評価・基礎物性

2022年9月22日(木) 13:30 〜 18:00 C106 (C106)

山田 洋一(筑波大)、横田 泰之(理研)、福谷 圭祐(分子研)

17:45 〜 18:00

[22p-C106-16] ペンタセン単結晶の遠赤外から中赤外領域における赤外吸収分光とその温度依存性

〇(M2)宮本 淳之介1、山内 要1、杉山 侑2、田中 清尚3、中山 泰生1 (1.東理大院理工、2.東理大理工、3.分子研UVSOR)

キーワード:有機半導体、赤外吸収分光

有機半導体分子における電荷輸送は、優れた効率を持つ有機半導体デバイスを追求する上で、重要な問題になっている。しかし、有機半導体においては分子内及び分子間における振動が振電相互作用を介して電荷輸送効率を制約しており、それゆえに振電相互作用の解明は有機半導体の分野における一つの課題と言える。当講演では、代表的なp型有機半導体材料であるペンタセン単結晶について、遠赤外から中赤外領域におけるフーリエ変換赤外吸収分光測定及びその温度依存性について発表する。