2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[22p-M206-1~16] 23.1 合同セッションN「インフォマティクス応用」

2022年9月22日(木) 13:30 〜 18:00 M206 (マルチメディアホール)

知京 豊裕(物材機構)、大久保 勇男(物材機構)、冨谷 茂隆(ソニー)

13:45 〜 14:00

[22p-M206-2] ベイズ最適化によるPLマッピングの高速化

〇(D)鈴木 静華1、太宰 卓朗1、山本 幸生2、鯉沼 秀臣2、高橋 竜太1 (1.日大工、2.SCT)

キーワード:ベイズ最適化、蛍光体

コンビナトリアル手法によって作製される組成傾斜薄膜は、各組成における材料の機能・物性のデータを網羅することを可能にし、研究開発に役立つデータとなっている。その結果、欲しい 機能・物性を最大化する組成がわずか一回の実験で獲得できる。一方、全ての組成に対する物性 評価には、評価にかかる時間と労力を要し、より短い時間で効率よく特性をスクリーニングする 評価プロセスも必要になっている。本研究では Eu:Y2O3 蛍光体のコンビナトリアル材料探索をよ り高速に発光特性の評価を進めるべく、ベイズ最適化を行いながら PL マッピングを行うプロセスを開発した。その結果、通常のコンビナトリアル評価の 1/10 以下の測定数にて、最もPLの発光輝度を高める最適な組成値を見出したので報告する。