2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

13 半導体 » 13.9 化合物太陽電池

[22p-P08-1~16] 13.9 化合物太陽電池

2022年9月22日(木) 13:30 〜 15:30 P08 (体育館)

13:30 〜 15:30

[22p-P08-8] ディップコート法によるCu2SnS3(CTS)光吸収層作製における溶液粘度依存性

〇(B)長谷川 覚巳1、五十嵐 優聴1、石田 友紀1、森谷 克彦1 (1.鶴岡高専)

キーワード:Cu2 Sn S3、CTS、化合物太陽電池

化合物太陽電池の中でも三元化合物で組成比制御の行い易いCu2SnS3 (CTS)に注目した。CTSは他の化合物に比べ地殻埋蔵量が豊富で人体に無害な元素で構成される。本研究では、ゾルゲル法とディップコート法により、全ての工程を非真空で行うため、溶液の粘性と酸化防止が重要となる。そこで、粒径増大、粘性向上などに効果があるデキストリン系の添加剤を用いて溶液を用意し薄膜を作製した。添加物が与えるCTS薄膜への影響について調査した。