[23a-B203-1~11] 17.1 カーボンナノチューブ，他のナノカーボン材料

[23a-B203-11] 電界誘起層形成法によるSWCNTの半金分離における乾式精製の影響

〇桑原 有紀¹、斎藤 毅¹、Nasrin Fahmida¹、弓削 亮太² (1.産総研、2.NEC)

キーワード：カーボンナノチューブ、乾式精製、分離

本研究では、乾式精製の処理温度が異なる750, 800, 850℃で鉄触媒を除去したSWCNTを用いて、電界誘起層形成（ELF）法による半金分離における乾式精製の影響について検討した。いずれの条件においてもSWCNTを良好に分散し分離することができたが、精製処理温度の違いにより、光吸収スペクトルの形状にわずかな違いが確認された。乾式精製後のSWCNTの分散および分離に与える影響について発表する。