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△ [23a-B203-5] クロロスルホン酸処理カーボンナノチューブ紡績糸の熱電変換特性
キーワード:熱電変換、カーボンナノチューブ、ドーピング
化学気相成長法で合成した垂直配向CNTアレイから,乾式紡績法で作製したカーボンナノチューブ(CNT)紡績糸に電流を流し,加熱処理を行った後にp型ドーパント剤である,クロロスルホン酸(CSA)に浸漬させたときの熱電変換特性向上を試みた.また他のp型ドーパント剤と比べたときのCSAの温度特性の違いを調査した.通電加熱を3300 Kで行いCSAの浸漬時間が30秒,測定温度50°CでPower Factor最高値として1920 μW/mK2を記録した.