2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.7 光計測技術・機器(旧3.8)

[23a-C302-1~9] 3.7 光計測技術・機器(旧3.8)

2022年9月23日(金) 09:00 〜 11:30 C302 (C302)

橋口 幸治(産総研)、瀬戸 啓介(東理大)

10:00 〜 10:15

[23a-C302-5] スーパーコンティニューム光のノイズキャンセルにおけるフォトンフラックスの時空間分散によるダイナミックレンジ向上

瀬戸 啓介1、小林 孝嘉2、徳永 英司1 (1.東理大、2.電通大)

キーワード:誘導ラマン分光、スーパーコンティニューム光、ノイズキャンセリング

高いS/Nが得られる誘導ラマン分光法が広い分野への波及するのを妨げているのは、高コスト化と複雑化を招く複数波長のパルス光源の必要性である。我々は低コスト・単純化のために、高ノイズなスーパーコンティニューム光のノイズキャンセル法を開発してきた。フォトダイオードに入射するパルス幅を広げるとダイナミックレンジを向上できた。本講演では受光面積を大きくして空間領域でのフォトンフラックス低減も試みる。