[23a-M206-1~10] FS.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

[23a-M206-1] [分科内招待講演] 光ニューラルフィールドダイナミクス：リザバー計算とセンシングへの展開

〇砂田 哲^1,2 (1.金沢大理工、2.JSTさきがけ)

キーワード：リザバーコンピューティング、光ニューラルネットワーク、マルチモーダルセンシング

AI・機械学習の急速な進展により、コンピューティングの需要が爆発的に増大すると同時にその要求水準も劇的に変化している。一方、半導体微細化の限界が指摘されており、ポストムーア時代を支える新しいコンピューティング技術が望まれている。本講演では、超高速・高効率コンピューティングおよびセンシングへの新しい応用展開を可能にするニューラルフィールド(PNF)という概念を導入する。PNFを情報担体とする超高速・高効率光リザバー計算回路を紹介し、その並列分散的な処理による1.3 PMAC/s相当の瞬時処理を示す。また、時間があれば、センシングとプロセッシングをシームレスに繋ぐマルチモーダルインターフェースとしての応用を議論する。