[23a-M206-1~10] FS.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

△ [23a-M206-4] 量子干渉による非対等な集団的意思決定

〇白鳥 帆香¹、新川 浩彬¹、André Röhm¹、Nicolas Chauvet¹、Guillaume Bachelier²、Jonathan Laurent²、巳鼻 孝朋¹、堀﨑 遼一¹、成瀬 誠¹ (1.東京大情報理工、2.グルノーブルアルプス大)

キーワード：量子干渉、意思決定、格差是正措置

複数人でどのように最適な意思決定を実現するかは、情報通信分野における重要な問題である。光の量子性を用いて意思決定を行う先行研究のシステムでは、プレイヤーが常に対等に扱われ、不平等を解消できなかった。様々な格差がある現代社会では、積極的に格差を是正する措置が必要と思われる。そこで本研究では、光の量子性を活かし、非対等な意思決定で格差是正を可能にするシステムを実現し、数値的に分析した。