09:30 〜 11:30
[23a-P01-2] グラファイトのコヒーレント光学フォノンにおけるイオン照射効果
キーワード:グラファイト、コヒーレントフォノン
グラファイトのE2g1モード(1.3 THz)に対するイオン照射効果を調べた。
試料には、380 keVでAr+イオンの照射量が1×1012〜1×1014 ions/cm2のHOPGを用いた。実験手法としては、ポンププローブ法による過渡反射率測定を行った。
ウェーブレット解析等を用いて評価した結果、1013 ions/cm2までの照射量ではフォノンの寿命に大きな違いは見られず、1014 ions/cm2の照射量では、フォノンの観測が困難になった。
本発表では寿命以外のダイナミクスに関しても発表する予定である。
試料には、380 keVでAr+イオンの照射量が1×1012〜1×1014 ions/cm2のHOPGを用いた。実験手法としては、ポンププローブ法による過渡反射率測定を行った。
ウェーブレット解析等を用いて評価した結果、1013 ions/cm2までの照射量ではフォノンの寿命に大きな違いは見られず、1014 ions/cm2の照射量では、フォノンの観測が困難になった。
本発表では寿命以外のダイナミクスに関しても発表する予定である。