2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

21 合同セッションK「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」 » 21 合同セッションK「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」(ポスター)

[23a-P06-1~28] 21 合同セッションK「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」(ポスター)

2022年9月23日(金) 09:30 〜 11:30 P06 (体育館)

09:30 〜 11:30

[23a-P06-28] IGZOおよびGTO-ReRAMにおけるフォーミング時の特性変化測定

宮戸 祐治1、廣瀬 尊之1、片桐 徹也1、三上 創太1、小林 圭2、木村 睦1 (1.龍谷大先端理工、2.京大院工)

キーワード:抵抗変化型メモリ、IGZO、原子間力顕微鏡

我々のIGZOおよびGTO-ReRAMでは、フォーミング後において上部電極の形状が部分的に変化することが観察されている。この原因を調べるため、AFMを用いてデバイスの酸化物薄膜に対し局所的なバイアス印加を行い、形状変化と抵抗変化の相関を調べた。その結果、どちらのReRAMにおいても、AFM探針によるバイアス印加部を中心としてクレーター状の形状変化が生じ、中心部が窪み周囲が盛り上がった。主に周囲の盛り上がった部分で抵抗が低下することがわかった。