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[23p-A101-3] シリカ柱状構造を介したプラズモン-分子リモートカップリングによるリモートプラズモニック光増強ラマン分光法
キーワード:ラマン散乱、プラズモニック光増強
本研究では,金属ナノ構造と測定分子の接触を必要としない新たな増強ラマン散乱(リモートプラズモニック増強ラマン散乱)現象について検証した.その結果,スライドガラス上に構築された直径数十 nm 程度の銀ナノアイランド構造の上に,さらにシリカの柱上構造を構築することで,銀ナノ構造と測定分子間隔が100 nm以上離れているにも関わらず,107オーダーのラマン増強が得られることが明らかとなった.