2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[23p-A102-1~14] 2.5 放射線誘起蛍光体

2022年9月23日(金) 13:00 〜 16:45 A102 (A102)

越水 正典(東北大)、岡田 豪(金沢工大)

15:30 〜 15:45

[23p-A102-10] 発光量向上を企図した熱活性化遅延蛍光分子添加プラスチックシンチレータの開発

佐藤 敦史1、越水 正典2、北本 雄一1、渡邊 晶斗1、渡辺 賢一3、柳田 健之4、服部 徹太郎1、大井 秀一1、藤本 裕1、浅井 圭介1 (1.東北大院工、2.静岡大電子研、3.九州大院工、4.奈良先端大)

キーワード:シンチレータ、プラスチックシンチレータ、熱活性化遅延蛍光分子

プラスチックシンチレータ (PS) は数ナノ秒という短発光寿命を有するものの,一般的な無機シンチレータに比べ発光量において顕著に劣るという欠点を抱える.この問題を解決すべく,有機EL材料における発光量向上の方策を参考に,我々は熱活性化遅延蛍光 (TADF) 分子に注目した.本研究では,TADF分子添加によるPSの発光量向上と関与するエネルギー移動過程の解明を企図し,TADF分子添加PSの開発とシンチレーション特性の評価を行った.