[23p-A102-1~14] 2.5 放射線誘起蛍光体

[23p-A102-11] 表面修飾CeO₂ナノ粒子添加プラスチックシンチレータの作製と高エネルギーX線検出特性

〇小松崎 崇介¹、越水 正典²、藤本 裕¹、渡邊 晶斗¹、佐藤 敦史¹、横 哲¹、成 基明¹、笘居 高明¹、阿尻 雅文¹、岸本 俊二³、浅井 圭介¹ (1.東北大院工、2.静岡大電子研、3.高エネ研)

キーワード：プラスチックシンチレータ、ナノ粒子、セリウム

放射光施設での高計数測定において, 高検出効率かつ高速応答性に優れた検出器開発の需要が高まっている. このような検出器の候補の一つとして, プラスチックシンチレーター(PS)がある. PSは高速応答性に優れるが, 高エネルギー放射線に対して検出効率が低いという問題がある. この欠点を補うために重金属添加という手法がある. 本研究では, 超臨界水熱法で合成したCeO₂ナノ粒子を添加したPSを採用し, 大発光量と高検出効率を兼備するPSの開発を企図した.