2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[23p-A105-1~13] 12.7 医用工学・バイオチップ

2022年9月23日(金) 13:30 〜 17:00 A105 (A105)

太田 淳(奈良先端大)、木野 久志(東北大)

13:30 〜 13:45

[23p-A105-1] 長時間計測が可能な植物体内イオンイメージングシステムの構築

吉田 太一1、松下 優介1、泉保 賢汰1、坂口 直己1、戸田 清太郎1、高山 弘太郎1、崔 容俊1、高橋 一浩1、澤田 和明1、野田 俊彦1 (1.豊橋技科大)

キーワード:半導体イオンイメージセンサ、農業用センサ、長期計測

栽培モニタリングシステムへの適用を想定して長時間計測が可能な計測系の構築を行い、栽培中植物の体内pH変化の取得が可能か検証を行った。まず、従来使用していたガラス参照電極を張付型の銀塩化銀電極に変更した。変更した測定系で栽培中植物の体内pHイメージングを行った。酸性の肥料を吸水させたところ、植物体内で青色の酸性領域が出現する様子を取得した。これより、施肥に連動した植物体内のpH変化の可視化に成功した。