2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[23p-A202-1~16] 6.2 カーボン系薄膜

2022年9月23日(金) 13:00 〜 17:00 A202 (A202)

小野田 忍(量研機構)、酒井 忠司(東工大)、䕃浦 泰資(産総研)

15:45 〜 16:00

[23p-A202-12] ダイヤモンド中NV中心のRFドレスド状態を用いた高感度温度測定

〇(M2)田淵 響1,2、松崎 雄一郎3、古谷 登1、中野 裕太4、渡邊 幸志3、徳田 規夫4、水落 憲和5、早瀬 潤子1,2 (1.慶大理工、2.慶大CSRN、3.産総研、4.金沢大、5.京大化研)

キーワード:NVセンター、RFドレスド状態、温度測定

ダイヤモンド中NV中心(NVセンター)は高感度かつ高空間分解能な温度センサとして近年盛んに研究されている。NV電子スピンのゼロ磁場分裂の温度変化をCW-ODMRで読み出す温度測定は、簡便なセットアップで行えること、CCDカメラと親和性が良いという利点がある。しかし、Pulsed-ODMRによる温度測定に比べて、温度感度が低いという欠点があった。そこで本研究では、RF-Dressed状態を用いた、CW-ODMR測定による温度感度の向上を実証する。