2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.13 光制御デバイス・光ファイバー(旧3.14)

[23p-A406-1~10] 3.13 光制御デバイス・光ファイバー(旧3.14)

2022年9月23日(金) 13:00 〜 15:45 A406 (A406)

水野 洋輔(横国大)、浅野 元紀(NTT)

14:45 〜 15:00

[23p-A406-7] 簡素化OCDRにおけるピーク分裂現象の解明

清住 空樹1、宮前 知弥1、野田 康平1,2、李 ひよん3、中村 健太郎2、水野 洋輔1 (1.横浜国大、2.東工大、3.芝浦工大)

キーワード:光相関領域反射計、光ファイバセンサ、フレネル反射

近年,光ファイバ中の異常点を検知する「光反射計」への関心が高まっている。これまで,「光相関領域反射計(OCDR)」とそれを単純化した「簡素化OCDR」が提案された。しかし,簡素化OCDRで測定を行うと,単一の反射点に対応するピークが2つに分裂するなど,実験結果が従来のOCDRの理論とは必ずしも一致しないという問題があった。そこで我々は,その原因を解明すべく,簡素化OCDR特有の理論を構築するとともに,その妥当性を実験的に示した。