2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[23p-B102-1~8] 8.3 プラズマナノテクノロジー

2022年9月23日(金) 13:30 〜 15:45 B102 (B102)

北嶋 武(防衛大)、伊藤 剛仁(東大)

14:00 〜 14:15

[23p-B102-3] プラズマスプレー共凝縮によるSi-Fe系ナノ粒子の構造特徴と
リチウムイオン電池特性への影響

〇(M2)三木 理太郎1、太田 遼至1,2、道垣内 将司3、福田 健一3、神原 淳1,2 (1.東大院工、2.阪大院工、3.島根県産業技術センター)

キーワード:リチウムイオン電池、プラズマスプレー

本研究では、複数の化合物相がSiと原子整合し、生成温度の低さから合金化による活物質Siの消費を抑えられる可能性の秘めた共晶共析系のSi-Fe系と、包晶系のNi系との対比より電池特性に貢献する原子整合担持構造を明らかとすることを目的としている。研究結果方溶融状態のSi粒子にFeがいかに生成して界面を形成するのかの構造化素過程が推察された。また、電池特性についてはNi添加時よりもサイクル特性が低くなり、その理由についても原子整合界面の観点から考察した。