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[23p-B103-4] ベンズイミダゾール部位を有する新規非フラーレンアクセプターの開発
キーワード:有機薄膜太陽電池、非フラーレンアクセプター、有機半導体
近年、非フラーレンアクセプターの開発により、有機薄膜太陽電池の高効率化が進んでいる。本研究では、ベンチマーク材料である Y6のベンゾチアジアゾール部位の硫黄を炭素に置換しベンズイミダゾール部位を有するOBIA-nを合成した。OBIA-nは炭素の電子効果により、Y6に比べて高いHOMO準位と小さいバンドギャップを有することが分かった。OBIA-nは炭素上の置換基が嵩高くなるにつれて変換効率が向上した。