2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

9 応用物性 » 9.5 新機能材料・新物性

[22a-D214-1~7] 9.5 新機能材料・新物性

2022年3月22日(火) 09:45 〜 11:30 D214 (D214)

宇佐美 雄生(九工大)

09:45 〜 10:00

[22a-D214-1] TiO2/Auナノアレイ系を用いた赤外吸収増大に関する研究

〇棟方 聡一朗1、大島 卓1、水戸部 大地1、鈴木 裕史1 (1.弘前大学院理工学)

キーワード:表面増大赤外吸収

我々はSEIRA機構の解明を行うために角柱配列モデルを使いシミュレーションを行っている。 以前の研究でTiO2角柱上にAu角柱を配置した場合、光学キャビティ効果による増大場が生成されることがわかった。今回はAu角柱をTiO2角柱の下に配置し、増大場を探索していく。以前の結果からTiO2層が厚くなると金属ナノ粒子の増大場による影響が弱くなることが分かった。そこでより増大場の影響が大きいTiO2層1000 nm以下での増大場も詳しく探索していく。