[22a-D215-1~9] 3.14 光制御デバイス・光ファイバー

[22a-D215-4] 可視光帯用ZrドープSiO₂コアPLCの青色光耐性評価

〇藤原 裕士¹、阪本 隼志¹、橋本 俊和¹、渡辺 啓¹ (1.NTT 先デ研)

キーワード：石英系PLC、可視光、ジルコニアドープSiO2

近年、石英系PLC(Planar Lightwave Circuit)を用いた小型・高機能な可視光デバイスが提案されている。従来の石英系PLCはコアにゲルマニウムドープSiO₂が広く用いられており、ある光パワー以上の青色光入力時にゲルマニウムに起因して屈折率が変動することが課題であった。本報告では、この屈折率変動を抑制するため新たにジルコニアドープSiO₂をコアに用いた石英系PLCを作製し、入力する青色光の波長を405、445、473 nmとした場合の回路特性の安定性を評価した。