[22a-D316-1~7] 13.8 光物性・発光デバイス

[22a-D316-4] トップエミッション分散型ELにおける基材の表面粗さとEL 特性の関係評価

〇渡部 陸矢¹、髙橋 宏輔²、上谷 幸治郎²、常安 翔太³、佐藤 利文¹ (1.東京工芸大院工、2.阪大院工、3.大分高専)

キーワード：分散型EL、ペーパーエレクトロニクス

分散型Electroluminescence(EL)は、印刷プロセスのみで作製可能な平面発光素子である。これまでの検討より、ボトムエミッション分散型ELの基材表面粗さと透過率の両物性がEL特性に影響を与えていることが分かっている。基材の表面粗さの効果を明らかにするために我々は、紙やすりに着目し、基材透過率の影響を受けないトップエミッション分散型ELを作製した。その結果、基材の表面粗さがEL特性へ与える影響が明らかとなった。