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[22a-E106-3] 高速充放電を可能にするプルシアンブルー類似体と単層カーボンナノチューブからなるバインダーフリー正極構造
キーワード:カーボンナノチューブ、イオン二次電池、プルシアンブルー
サイクル耐久性と高速充放電で容量が大きく劣化しない新しい正極構造が求められている。本研究では、正極活物質に亜鉛プルシアンブルーを、導電助剤としてカーボンナノチューブを用いた。それぞれの水分散液を用いることで、均一に混合し、濾過によりPTFEメンブランフィルター上に堆積させ、バインダーフリー正極とした。0.5~12Cの充放電では理論容量の100%を達成し、20Cでも80%の容量を示した。また、高い安定性を示した。