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[22a-E301-1] イントロダクション 魅力ある多元化合物
キーワード:多元化合物、カルコパイライト、ケステライト
多元化は材料開発の強力なアプロ-チのひとつである。私たちは、I-Ⅲ-Ⅵ2族化合物の太陽電池応用を通して、カルコパイライト型化合物がⅢ-Ⅴ族やⅡ-Ⅵ族等の通常の半導体とは異なった電子構造を持ち、ユニ-クな物性を示すことを知った。太陽電池材料としてケステライト型構造を持つCu2ZnSnS4(CZTS)等のⅠ2-Ⅱ-Ⅳ-Ⅵ4族化合物やCu2SnS3等のⅠ2-Ⅳ-Ⅵ3族化合物も見いだされた。“More is different”の精神で、太陽電池開発で培った知識や技術を新たな応用分野に展開して、プレ-クスル-に貢献することを期待している。