[22a-E307-1~11] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[22a-E307-8] コレステリック液晶を用いた波長掃引レーザーの実現とそのレーザースキャンシステムへの応用

〇井上 曜¹、森武 洋¹ (1.防衛大学校)

キーワード：液晶、波長掃引レーザー、レーザー

コレステリック液晶と色素を組み合わせることによって、波長可変レーザーが実現できることが知られている。しかしながら、これまでは波長制御のスピードの遅さと色素の光耐久性の問題から、波長掃引レーザーを実現するには至らなかった。本研究では、近年報告してきた液晶ゲルと振動セルの二つの手法を用いて波長掃引レーザーを実現する。さらに掃引光を回折格子に導くことで、レーザースキャン装置として機能することを示す。