2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

2 放射線 » 2.1 検出器デバイス開発

[22a-F308-1~10] 2.1 検出器デバイス開発

2022年3月22日(火) 09:15 〜 12:00 F308 (F308)

人見 啓太朗(東北大)、中嶋 大(関東学院大)

10:00 〜 10:15

[22a-F308-4] 次期X線天文衛星Athena搭載広視野撮像検出器回路の試作開発

〇中嶋 大1、川原 凛太郎1、松本 浩典2、鶴 剛3、山崎 典子4 (1.関東学院大学理工、2.大阪大理、3.京都大理、4.JAXA/ISAS)

キーワード:X線検出器、天文学、Athena

現在我々は、2030年代初頭の打ち上げを目指して欧州宇宙機関が中心となり開発中のAthena衛星に搭載される広視野撮像検出器WFI(Wide Field Imager)のセンサ駆動電圧生成回路を開発している。イメージセンサにはドイツMPEを中心に開発しているDepFET (Depleted FET)を用いる。DepFET等に対して安定したアナログ電圧を供給することは、WFIの分光性能を実現するために必須である。我々は今回カメラヘッドへの各種アナログ電圧供給回路を試作開発した。フライトモデルでは地上からのコマンドをFPGA経由で処理しアナログ電圧を制御するが、試作回路ではマイコンを用いてSPI通信により制御する。性能を検証後、MPEの持つ回路およびカメラヘッドと結合した試験を行う予定である。本講演では今回試作した回路の初期動作試験結果を報告する。