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[22a-P01-6] フォトニック結晶を用いた細胞代謝産物の非標識検出
キーワード:フォトニック結晶、インターロイキン6、非標識バイオセンサ
インターロイキン6 (IL-6) は腫瘍形成・転移に関与し、その検出・定量は、創薬分野への応用が期待できる。しかし、既存の測定方法 (ELISA法)は、酵素や蛍光色素等の標識操作が必要という課題があった。一方、フォトニック結晶 (PhC) は、周期的な屈折率分布をもつ光学素子であり、周辺の屈折率変化に対してピーク波長シフトを示すため、非標識センサへの応用が期待されている。そこで本研究では、TiO2 PhCを用いて非標識IL-6検出・定量を行ったので報告する。