2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

1 応用物理学一般 » 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

[22a-P02-1~10] 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

2022年3月22日(火) 09:30 〜 11:30 P02 (ポスター)

09:30 〜 11:30

[22a-P02-10] 紫外可視分光法を用いたフェノール電解終点検出の可能性

〇(M2)宋 祥1、山本 裕子1 (1.北陸先端大)

キーワード:フェノール、紫外可視分光、2次微分

本研究では、差スペクトルと2次微分の解析手法によって、フェノールの電解終点を紫外可視分光法で検出する可能性について検討した。塩化ナトリウムを電解質としてフェノールを電気分解した時、次亜塩素酸由来の吸収ピークの出現がフェノールの電解終点を反映していた。本研究の新規性は、化学的酸素要求量(COD)や全有機体炭素(TOC)の測定方法を使わず、紫外可視分光法だけでフェノールの電解終点を判別できる可能性を提示した点にある。