2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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[22a-P05-1~11] 11 超伝導(ポスター)

2022年3月22日(火) 09:30 〜 11:30 P05 (ポスター)

09:30 〜 11:30

[22a-P05-10] KOHフラックスを用いた2液塗布によるREBCO膜の形成

〇鷦鷯 瑛介1、堀内 愼之介1、山田 容士1、舩木 修平1 (1.島根大総理工)

キーワード:超伝導体、REBCO、KOHフラックス

KOHフラックス法では600℃程度でREBCOの成膜が可能である。しかし、溶液保持中に原料の反応が進行し、基板上の結晶成長の駆動力が低下することで、成膜の再現性が悪いという課題がある。そこで本研究では、RE,Ba,Cuの三元素を二組に分けた二種類のKOH溶液を基板上に塗布することによりREBCO膜の形成を試みた。結果としては、希土類にGdを用いた場合、超伝導転移するGd123,Gd124の混相膜が得られた。