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[22a-P05-10] KOHフラックスを用いた2液塗布によるREBCO膜の形成
キーワード:超伝導体、REBCO、KOHフラックス
KOHフラックス法では600℃程度でREBCOの成膜が可能である。しかし、溶液保持中に原料の反応が進行し、基板上の結晶成長の駆動力が低下することで、成膜の再現性が悪いという課題がある。そこで本研究では、RE,Ba,Cuの三元素を二組に分けた二種類のKOH溶液を基板上に塗布することによりREBCO膜の形成を試みた。結果としては、希土類にGdを用いた場合、超伝導転移するGd123,Gd124の混相膜が得られた。