2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[22p-D214-1~15] 9.5 新機能材料・新物性

2022年3月22日(火) 13:00 〜 17:00 D214 (D214)

笹川 崇男(東工大)、高瀬 浩一(日大)

16:00 〜 16:15

[22p-D214-12] ボールミルで粉砕したTiO2ナノ粒子の磁気特性

〇山之内 大河1、中澤 拓斗1、府川 明弘1、高瀬 浩一2 (1.日大院理工、2.日大理工)

キーワード:ナノ粒子、半導体

近年、純粋半導体のナノ粒子において磁性元素を導入していないにも関わらず、室温で強磁性が発現したとの報告が多くなされている。これらの物質ではd電子を持っていても全ての軌道は電子で占有されており、磁気モーメントを持たない持たない。このような現実は20世紀の物理学において到底理解できず、その起源の解明は急務である。そこでTiO2に注目し格子欠陥導入と磁気モーメントの関連性を議論する。