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[22p-D316-12] 低対称ピラーを有するフォトニック結晶面発光型量子カスケードレーザの発振特性
キーワード:量子カスケードレーザー、フォトニック結晶、半導体レーザー
面発光型半導体レーザはアレイ化が容易で、近年センシング用途での活用が飛躍的に伸びている。さらに端面発光型に比べ、歩留まりを低下させる劈開工程がない、検査をウエハ上で行えるなど、生産性に優れている。量子カスケードレーザ(QCL)はその発光原理からTM偏光であるため、垂直共振器型の面発光は困難であるもの、フォトニック結晶(PC)を用いることで面発光型レーザが実現できる。前回の円柱型PCに引き続き、低対称性のPCを有する量子カスケードレーザの試作を行い、発振特性を評価、解析を行ったので報告する。