2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.8 光物性・発光デバイス

[22p-D316-1~16] 13.8 光物性・発光デバイス

2022年3月22日(火) 13:00 〜 17:15 D316 (D316)

七井 靖(防衛大)、舘林 潤(阪大)

16:00 〜 16:15

[22p-D316-12] 低対称ピラーを有するフォトニック結晶面発光型量子カスケードレーザの発振特性

〇斎藤 真司1、金子 桂1、橋本 玲1、角野 努1、谷村 景貴2、高木 茂行2、姚 遠昭3、池田 直樹3、杉本 喜正3、間野 高明3、黒田 隆3、迫田 和彰3 (1.東芝生産技術センター、2.東京工科大、3.物材研)

キーワード:量子カスケードレーザー、フォトニック結晶、半導体レーザー

面発光型半導体レーザはアレイ化が容易で、近年センシング用途での活用が飛躍的に伸びている。さらに端面発光型に比べ、歩留まりを低下させる劈開工程がない、検査をウエハ上で行えるなど、生産性に優れている。量子カスケードレーザ(QCL)はその発光原理からTM偏光であるため、垂直共振器型の面発光は困難であるもの、フォトニック結晶(PC)を用いることで面発光型レーザが実現できる。前回の円柱型PCに引き続き、低対称性のPCを有する量子カスケードレーザの試作を行い、発振特性を評価、解析を行ったので報告する。