2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

FS フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」 » FS.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

[22p-E102-1~14] FS.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

2022年3月22日(火) 13:30 〜 17:30 E102 (E102)

内田 淳史(埼玉大)、丸亀 孝生(東芝)

14:00 〜 14:15

[22p-E102-2] 分子膜ギャップ型原子スイッチを用いたアナログ抵抗変化制御

〇(B)松尾 理沙1、田中 海馬1、長谷川 剛1 (1.早大先進理工)

キーワード:分子膜ギャップ型原子スイッチ、アナログ抵抗変化制御、深層学習

我々は深層学習のシナプス素子として応用を目指して,分子膜ギャップ型原子スイッチの安定かつ緩やかな多値抵抗変化の実現を目指している。本研究では,Ta2O5-Cu混合膜,Ta2O5-Ag混合膜,Ag2S膜をイオン拡散層とする素子を作製し,その特性を比較した。結果,いずれの素子においても概ね2桁の抵抗範囲で段階的な抵抗変化が観測され,Cuイオンを用いた素子では, 電圧の極性に依存した単調増加/減少に近い抵抗変化を実現できた。