14:00 〜 14:15
[22p-E102-2] 分子膜ギャップ型原子スイッチを用いたアナログ抵抗変化制御
キーワード:分子膜ギャップ型原子スイッチ、アナログ抵抗変化制御、深層学習
我々は深層学習のシナプス素子として応用を目指して,分子膜ギャップ型原子スイッチの安定かつ緩やかな多値抵抗変化の実現を目指している。本研究では,Ta2O5-Cu混合膜,Ta2O5-Ag混合膜,Ag2S膜をイオン拡散層とする素子を作製し,その特性を比較した。結果,いずれの素子においても概ね2桁の抵抗範囲で段階的な抵抗変化が観測され,Cuイオンを用いた素子では, 電圧の極性に依存した単調増加/減少に近い抵抗変化を実現できた。