2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

1 応用物理学一般 » 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

[22p-E106-1~15] 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

2022年3月22日(火) 13:30 〜 18:00 E106 (E106)

小栗 和也(東海大)、藤井 克司(理研)

14:30 〜 14:45

[22p-E106-4] Ni マイクロメッキ接合技術の結晶シリコン太陽電池インターコネクションへの応用

〇ウ キンコウ1、符 智1、森迫 勇1、小柴 佳子1、飯塚 智徳1、巽 宏平1 (1.早大情シス)

キーワード:太陽電池、インターコネクション、Niマイクロメッキ接合

太陽電池を組み立てる為のインターコネクションの長期信頼性は、デバイスが最大20年間継続して動作することを保証する為に重要である。結晶系太陽電池モジュールのほとんどは、腐食やインターコネクションの破損により故障することが報告されている。この為、インターコネクションの改善が必要である。従来の低融点材料はんだの代わり、本研究室では新しい接合方法として耐熱性と耐食性に優れた Ni を用いた Ni マイクロメッキ接合(Nickel Micro-Plating Bonding: NMPB)の提案・実験を行ってきた。前回の発表では、温度サイクル試験と高温高湿試験を用いて、NMPB によって接合された太陽電池インタコネクションの長期信頼性を評価した。今回、NMPB 太陽電池インターコネクションの断面観察と接合強度の調査を行なった。