2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

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[22p-E201-1~9] プローブ顕微鏡を用いたナノスケール化学分光の最前線

2022年3月22日(火) 13:30 〜 17:25 E201 (E201)

小林 圭(京大)、吉村 雅満(豊田工大)

16:50 〜 17:20

[22p-E201-8] 光誘起力顕微鏡の最近の展開

〇菅原 康弘1 (1.阪大工)

キーワード:光誘起力顕微鏡

光の電界が物質に誘起する分極は、電子の励起状態の情報を含み、光と物質との相互作用において中心的役割を担う物理量である。我々は、物質表面への光照射により誘起される双極子と、原子間力顕微鏡の金属探針に誘起される双極子との間の双極子・双極子相互作用を力として検出する新しい概念の光学顕微鏡(光誘起力顕微鏡)について研究を行ってきた。ここでは、この光誘起力顕微鏡の最近の展開を紹介する。