2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 多元化合物の光機能・エネルギ-変換材料としての魅力

[22p-E301-1~8] 多元化合物の光機能・エネルギ-変換材料としての魅力

2022年3月22日(火) 13:30 〜 16:45 E301 (E301)

峯元 高志(立命館大)、池田 茂(甲南大)

14:30 〜 14:45

[22p-E301-4] 光照射に伴うPoly(heptazine imide)におけるカリウムイオンの拡散現象

〇(B)中道 美柚1、瀬尾 豪一朗1、金井 要1 (1.東理大理工)

キーワード:窒化炭素ポリマー、光触媒、固体イオニクス材料

構造中にカリウムイオンを有するPoly (heptazine imide) (以下PHI)は、安価かつ簡便に合成可能な二次元状の窒化炭素化合物である。PHIは光照射に伴うカリウムイオンの拡散が示唆されており、この拡散現象を利用した二次電池の電極としての応用が期待される。本研究では、PHI表面で生じるカリウムイオンの拡散挙動と電子状態の変化について、それぞれSEM/EDXと光電子分光法による測定結果から詳細に議論し、二次電池への応用に向けた考察を行う。