2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 多元化合物の光機能・エネルギ-変換材料としての魅力

[22p-E301-1~8] 多元化合物の光機能・エネルギ-変換材料としての魅力

2022年3月22日(火) 13:30 〜 16:45 E301 (E301)

峯元 高志(立命館大)、池田 茂(甲南大)

16:15 〜 16:45

[22p-E301-8] カルコパイライト系太陽電池の動向

〇石塚 尚吾1 (1.産総研)

キーワード:カルコゲナイド、カルコパイライト、太陽電池

カルコパイライト(黄銅鉱:CuFeS2)構造を有するカルコゲナイドはCIS系(Cu、In、Seから成るCuInSe2にAg、Ga、Sなどを含有する化合物の総称)に代表される薄膜太陽電池材料として知られ、結晶Si系太陽電池とは異なる特長や機能を活かした新しいデバイスの創出や市場展開が期待される。本講演では、太陽光発電全体の中におけるCIS系太陽電池の現在地を再確認し、これからの研究開発課題と応用可能性を俯瞰する。特に日本国内だけでなく、世界の研究開発動向も含めて紹介する。