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[22p-E304-2] 超短光パルス照射下での磁気イメージング
キーワード:フォトスピントロニクス
磁気光学効果を用いることでナノメートル薄膜の磁化情報を光で検出することができます。加えて光を利用した磁気イメージングによって磁化の空間分布情報の観察を可能とします。近年、超短光パルスを用いることによって超高速な磁化ダイナミクスの計測や超短光パルス誘起の超高速磁化スイッチングの観測がされてきました。計測手法は大きく2つに分けることができます。一つはポンプ・プローブ法を用いたストロボスコピックな時間分解計測、もう一つは超短光パルス照射後の準静的な磁区構造観察になります。2つ測定手法でそれぞれ時間分解のダイナミクス、繰り返しではない現象を計測できるという利点があります。本講演では超短光パルス照射下における磁気イメージングのいくつかの測定手法を紹介し、近年報告したビーム操作型の超短光パルス誘起スピン波伝搬ダイナミクス計測、磁化スイッチング計測と光のヘリシティを利用した磁化制御に関して紹介します。