[22p-F307-1~11] 2.2 放射線物理一般・放射線応用・発生装置・新技術

[22p-F307-8] 直線型慣性静電閉じ込め式小型中性子源の開発と実用化

〇高橋 武¹、成松 滉生¹、椎名 柔¹、秋津 哲也²、大川 博司¹ (1.HSU 未来産業学部、2.山梨大学)

キーワード：IECF、小型中性子源

慣性静電閉じ込め式核融合炉（IECF装置：Inertial Electrostatic Confinement Fusion）は, コンパクト中性子源として知られ, 非破壊検査やがん治療機, タンパク質の構造解析等の応用が期待されている. 我々は外径約100 mm,長さ約400 mmの円筒形チェンバー内中央同軸線上にプラズマを集中させる直線型IECF装置の開発を行い, 最大中性子生成数5.8×10⁶n/sを得ている. 本研究では, 中性子生成量の増加要因に関する議論, 及び中性子線源の応用に向けた性能評価と実用性について述べる.