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△ [22p-F308-10] 地下トンネル工事を対象としたミュオグラフィによる防災システム(1)
キーワード:ミュオグラフィ、地下トンネル、地中空洞
大規模トンネルを掘削する際によく用いられるシールド工法である。しかし、この手法による陥没事故が近年でも発生している。そこで我々は、シールドマシンにミュオン検出器を追従させ、リアルタイムで地中空洞を検知する防災システムを提案する。提案手法では、検出器が移動しつつ計測を行うため、空洞を発見できる十分な統計を得ることができるかを検証する必要がある。そこで、湊の式を用いて地中ミュオンフラックスを見積もり、検出器が移動しながら地中空洞を統計的有意に検知できるかを検討した。その結果、移動しながらの計測でも地中空洞を検知できることを示した。