[22p-P03-1~23] 17 ナノカーボン(ポスター)

[22p-P03-23] 周波数領域サーモリフレクタンス法における異方性材料の熱計測誤差低減技術の開発

〇廣谷 潤^1,2、太田 泰輔³ (1.京都大、2.JSTさきがけ、3.サイエンスエッジ（株）)

キーワード：サーモリフレクタンス、原子層材料、熱物性

本研究では、周波数領域サーモリフレクタンス(FDTR)法による熱計測手法を対象として、原子層材料などの異方性材料の熱物性計測誤差を低減させるために、温度計測を行うprobe光がほぼ真円を保つように工夫した実験系を新たに開発した。構築した実験系を用いて、熱伝導率が既知の等方性材料や異方性材料の計測を行い、熱伝導率の違いによる実験結果の定性的一致を確認した。