2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[23a-D214-1~7] 11.4 アナログ応用および関連技術

2022年3月23日(水) 09:00 〜 11:00 D214 (D214)

紀和 利彦(岡山大)、廿日出 好(近畿大)

10:15 〜 10:30

[23a-D214-5] HTS-SQUID磁気免疫検査装置による血中磁気ナノ粒子の磁気特性評価

〇山下 慶1、坪田 美咲1、岸本 航平1、黒田 滉人1、王 璡1、堺 健司1、紀和 利彦1 (1.岡大HS統合科学)

キーワード:SQUID、磁気ナノ粒子、磁気免疫検査

磁気ナノ粒子特有の磁気特性である超常磁性を用い,抗原抗体反応により特異的に蛋白質の検出を行う磁気免疫検査法の開発が進められている.しかし,磁気ナノ粒子の磁気特性は生体物質の影響を受けることが明らかになっている.本研究では,開発したHTS-SQUID磁気免疫検査装置を用いて羊血液中における磁気ナノ粒子の第3次高調波の時間変化を測定した.その結果,血液により磁気信号が時間経過に伴って減少することが示された.