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[23a-E102-3] 遺伝的アルゴリズム(GA )と非平衡グリーン関数と組み合わせた量子カスケードレーザの発光層膜構造の適正化
キーワード:量子カスケードレーザ、非平衡グリーン関数、遺伝的アルゴリズム
量子カスケードレーザ QCL は,赤外 域 からTHz 領域までの光が得られる半導体 レーザである。レーザの波長・効率は,量子井戸を形成する Active layer の膜構造で決まり、その 適正化 が重要である。レーザ発振のゲイン計算には非平衡グリーン関数を組み込んNextnano.QCLを用い、遺伝的アルゴリズムによる最適化にはmodeFRONTIERを用い、両者を組み合わせて適正化を行った。1000回の最適化計算による、ゲインを50.01から78.44 cm-1に高める適正化構造が得られた。