2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[23a-E103-1~10] 8.5 プラズマ現象・新応用・融合分野

2022年3月23日(水) 09:15 〜 12:00 E103 (E103)

内田 儀一郎(阪大)、内田 儀一郎(名城大)、佐々木 渉太(東北大)

11:15 〜 11:30

[23a-E103-8] 軟X線発光分光測定を用いたプラズマ表面改質カーボンナノチューブが水分子の電子状態に与える影響の解明

〇榊原 教貴1,2、井上 健一1,2、高橋 史音1、後藤 拓1,2、伊藤 剛仁1,2、赤田 圭史3、宮脇 淳1,3、伯田 幸也2、寺嶋 和夫1,2、原田 慈久1,2,3 (1.東大新領域、2.産総研、3.東大物性研)

キーワード:プラズマ、軟X線、水

カーボンナノチューブ(CNT)の水中分散性を改善する手法のひとつとしてプラズマ表面改質が注目を集めており、CNT表面への官能基付与が分散性の改善に寄与すると言われている。しかし、プラズマ表面改質したCNT表面における水分子の状態については未解明のままである。本研究では、水分子の電子状態を直接観測可能な軟X線発光分光を用いることで、プラズマ表面改質CNTが水分子の状態に与える影響の解明を目指した。