[23a-E104-1~9] 12.6 ナノバイオテクノロジー

[23a-E104-2] 電位依存性イオンチャネルの動作機構解明を目指した人工細胞膜内電界の蛍光イメージング系の構築

〇陰山 弘典^1,2、安藤 大貴^2,3、渡辺 恭也^1,2、小宮 麻希²、馬 騰⁴、平野 愛弓^1,2,3,4 (1.東北大院医工、2.東北大通研、3.東北大院工、4.東北大AIMR)

キーワード：細胞膜、蛍光イメージング、イオンチャネル

細胞膜中に存在する膜タンパク質は、生命活動の根幹を担う主要な物質の一つである。我々は生体内の細胞膜を模した人工細胞膜プラットフォームを開発しており、これまでに膜タンパク質の様々な挙動を報告してきた。しかしながら、従来の電気生理学的手法のみでは動作機構の解明が困難であった。そこで本研究では、従来の電気生理学的測定と膜電位蛍光イメージング法を組み合わせた新しい実験系を構築したので、ここに報告する。