2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.6 ナノバイオテクノロジー

[23a-E104-1~9] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2022年3月23日(水) 09:00 〜 11:30 E104 (E104)

細川 陽一郎(奈良先端大)、三宅 丈雄(早大)

10:00 〜 10:15

[23a-E104-5] 集光フェムト秒レーザーによる単一神経細胞での神経電気活動誘発

〇瀬川 夕海1、箕嶋 渉1、増井 恭子1、細川 千絵1 (1.阪市大院理)

キーワード:フェムト秒レーザー、培養神経回路網、パッチクランプ計測

神経細胞間の結合特性やシナプス伝達強度は外部刺激により変化することが知られ,記憶や学習といった脳機能に深く関わるとされる.本研究では,高空間分解能かつ非接触,非侵襲の細胞操作が可能な集光フェムト秒レーザーを用いて神経活動を誘発する手法の開発を進めている.今回,単一細胞の神経活動を計測できるパッチクランプ電位計測システムを蛍光顕微鏡に組み込み,レーザー照射に伴う単一細胞の神経活動変化を評価した.