09:30 〜 09:45
[23a-F307-3] [第51回講演奨励賞受賞記念講演] カスケード核種の角度相関変化を利用した量子pHセンシング技術の検討
キーワード:量子センシング、角度相関、カスケード核種
カスケード核種であるIn-111から放出される2本のγ線には角度相関があり、これは原子核周辺のpHなど局所周辺環境により変化する。dToTシステムを利用したγ線検出を利用し、イメージングによる位置分解と角度相関変化によるpH分解の同時取得に成功した。本公演ではさらに角度相関変化原因が化学形態の変化であるとした仮説の検証、「火」の文字型ファントムによる微細サンプルの識別実験についても触れる。