2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.2 探索的材料物性・基礎物性

[23a-F308-1~10] 13.2 探索的材料物性・基礎物性

2022年3月23日(水) 09:00 〜 11:45 F308 (F308)

末益 崇(筑波大)、原 康祐(山梨大)

09:45 〜 10:00

[23a-F308-4] NaAlSi単結晶の合成と物性特性評価

〇山田 高広1、平井 大悟郎2、池野辺 寿弥2、山根 久典1、広井 善二2 (1.東北大多元研、2.東大物性研)

キーワード:超伝導体、単結晶

NaAlSiは逆PbFCl型構造を有した層状構造化合物で,比較的高い転移温度(Tc = 7 K)を示すs-p電子超伝導体として知られている. これまでに多結晶体を用いて,主に磁化や電気抵抗に関する評価が行われてきたが,単結晶を用いて物性を評価した例はなく,超伝導性についての理解は十分ではない.本研究では,Na–Gaフラックスを用いてNaAlSiの単結晶を合成し,その超伝導性を電気抵抗率,磁化率および比熱によって評価した.